ゆうです。
上司に振り回されなくなるコツである『事実と意見』をご紹介します。
上司に振り回された体験談
上司に振り回される経験は誰しも一度はあるのではないでしょうか。
私も経験があります。
上司から担当する先生の引き継ぎがあったときでした。
「先生はとてもせっかちで頭の固い人だから注意した方がいい」
と上司からいわれたんです。
引き継いだ身としては、事故案件を回されたと落胆。
しかし、ご挨拶しなければ無礼なのでしぶしぶ連絡をすることに。
確かに、電話の声色はお堅そうなキチキチッとした言葉遣い。
僕の中では渋めのおっちゃんかなと勝手に妄想が広がっていました。
アポイントを取り、実際に面談。
当たって砕けろという思いで普段のペースで会話を展開していると、先生の表情がどんどん豊かになってくるではありませんか!
この感じはイケる!と思い、突っ込んだボケや指摘をすると、笑ってくれたり真剣に答えてくれたり。
最終的には、まだ研究段階であまり詳細を話してはいけないことまで聞けたんです。
面談が終わって外に出たときに思いました。
「上司の言葉は事実ではない、意見だ」
事実と意見の違いとは
事実とは数字や出来事などのことをさします。
事実に個人の感情は入りません。
一方、意見は個人的な感情や偏見を含んだ情報です。
その人の色眼鏡で見えた感想は、正しく事実を捉えていないことに遭遇することがあります。
例えば、京都にある金閣寺。
金閣寺が歴史文化遺産であることは事実で、変わりようがありません。
しかし、こと意見になるとさまざまになってきます。
「庭園と相まって趣があるね」
「極楽浄土の世界って意味が分かる!」
「う、美しい。。。」
「金箔を貼っただけでしょ」
などなど、捉え方は百人百様。
さまざまに捉えることができるからこそ意見は面白いといえるのですが、こと仕事上では支障になることが少なくありません。
意外と事実と意見を混合している人は多い印象があります。
事実と意見の見抜き方
事実と意見の違いが分かったら、見抜くのはとても容易になってきます。
分かりやすいのは語尾に「〜だと思います」と言っているケース。
これは100%意見です。
しかし、意識しないと事実のように聞こえてしまいます。
事実の中に意見を混ぜる巧妙な人もいるので注意が必要です。
まとめ
事実と意見。
言われてみると違いが分かるのですが、会話しているときには判断が鈍ることが少なくありません。
普段から事実と意見をしっかり意識することで、上司に振り回されることは減ってきます。
自信を持って「それって意見ですよね?」と言えたらこっちのもんです。
少しでもあなたの仕事環境が良くなりますように。
ちなみに、中学生のときの修学旅行で買った金閣寺のお土産はこんなのでした。我ながら渋い。。。
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