ゆうです。
今日の学びは不動産を購入したときに感じたことです。
結論から入ると、不動産を購入するのは大変でいろんな法律があることに困惑と疑念を抱きました。
不動産を購入してみた
もともと、賃貸でオーナーに家賃を払うのってもったいないなーと漠然と思っていたときに、知り合いの不動産屋さんから不動産を購入して5年後くらいに売却する方法があるといわれたんです。
不動産は額が遊びでは手を出せないレベルなので尻込みをしていたのですが、話を聞くと確かに悪くない案件。
購入する不動産で、買った後に価格が大幅に下がりやすいババ物件を掴まないコツを教えてもらい実践。
エリアは練馬区に絞り、利用価値の高い駅近物件を探して坪単価計算の繰り返し。
今回購入した物件は練馬区の坪単価に照らし合わせるとそんなに割安ではないものの、高値掴みにはなっていない価格なので了承しました。
価格交渉で100万円下げて欲しいと伝えたら、かなり厳しかったものの無事に成功。
後々話を聞くと、売主さんは返済割れしてしまったらしい。
そんな話を聞くと100万円の値下げ交渉をして申し訳ないなと思う反面、ギリギリのラインを攻めることに成功した嬉しさもあったりする。
ただ、今回の購入には奥さんの力が果てしなく発揮されていて、僕は現在28歳で年収が300万円前後のため購入した物件の住宅ローンがバッサリ通りませんでした。
奥さんの属性と年収がよかったから購入できたのです。奥さんには感謝しかありません。
重要事項説明書の読み合わせ
不動産を購入する際に起こるイベントに重要事項説明書の読み合わせがあります。
重要事項説明書とは、購入する物件に関して滞納だったり、修繕積立金の総額だったり、大規模修繕の実施履歴だったりと今後の生活に大きく関わる内容が盛り込まれた書類のことです。
この書類の読み合わせには、宅建の資格を持つ人物でなければ説明できないという法律があり、約2時間にわたってまるで和尚さんのお経のように音読が始まります。
不動産について全くの初心者である僕は、いわれるがままに音読される文字を目と指で追い、分からないながらに大切そうなお金や滞納の有無などの情報に丸をつけたりしていました。
その中で、一般人からするとそんなこと当たり前じゃないの?と思う項目がちらほら。
例えば、土地の所有者。
不動産を購入するときに土地の所有者として登記に登録されるのですが、その登記内容が間違いないですね、という確認をするのです。
ど素人の僕からすると、何を当たり前なことをいっているんですか?と思ってしまったのですが、往々にして詐称する犯罪者・詐欺師が普通にいるという。
みんながルールを当たり前のように守っていれば登記とか法律レベルで縛らなくても必要ないんでしょうが、守られていないからこそ法律があるだなあと。
そのほかにも、重要事項説明書はびっくりするくらい法律をもとにルールが決められていて、景観法だったり、地区の条例だったり。
ここまでルールを設けていても、なんだかんだ法律の抜け道を見つけて詐欺まがいのことをする一部の人間はいるんでしょうね。
数十年前に比べるとかなり不動産業界は整備されつつあるものの、一部の業者は反社会組織に部屋を貸して大金をもらっているんだとか。
話によると、法律で反社会組織に不動産を購入したり、貸したりすることは禁止させているため普通のルートでは借りられないという。
なので、反社会組織に特化した専門の不動産会社があったりして、利益率がべらぼうに高いんだそうです。
ハイリスクハイリターンだなあと思いながら、背に腹は変えられない人もいるのも分かる気がしなくもない。
ただ、僕としては小心者なので法律には触れずに仕事していきたいなと多くの人が思っているような当たり前の感情を再確認したのでした。
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