ゆうです。
皆さんは、花粉症に悩まされていませんか?
僕はなぜか花粉症が治ったので、いまの季節がとても好きです。
さて、花粉症の原因である花粉について調べてみたら、植物の進化の過程を知ることになりました。
花粉とは
そもそも、花粉は人を苦しめるために存在しているわけではありません。
花粉は植物が受粉をして種を残すために作られています。
そのため、植物は受粉させるために知恵をしぼってきました。
花粉をまき散らす裸子植物と花粉を効率的に広げる被子植物
植物の進化をたどると、裸子植物と被子植物にいたります。
学生の頃に理科の授業で習ったことがありますよね、懐かしい。
裸子植物とは、種になる胚珠がむきだしになっている植物のこと。
被子植物とは、種になる胚珠が胚乳で守られている植物のこと。
裸子植物から被子植物に進化したといわれています。
想像すると分かるのですが、裸子植物は子孫となる種がむき出しになっているため、安全とはいえない状態です。
そのため、裸子植物は胚珠を育てるのに時間がかかるんです。裸子植物の代表的な松は、花粉が到達してから受精するまでに1年もかかるといわれています。
一方、被子植物は胚珠で守られているため、種の元となる胚に栄養を蓄えることができます。その結果、花粉が到達して数時間から遅くても数日後には受精することを可能にしたんです。
受粉から受精までのスピードが格段に上がり、植物の進化が速まったとされていると知り、なんて神秘なんだと思ってしまいました。
最後に
花粉から見た植物の進化についてまとめてみました。
裸子植物や被子植物という言葉を久しぶりに見て、懐かしさに浸っていました。
裸子植物と被子植物を進化という観点で当時勉強していたら、もっと興味を持っていたかもしれないなとたらればですが思いました。
そんな昔の記憶を思い出させてくれた本はこちらです。
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