【書評】ほんわか系動植物本『わいるどらいふっ! 身近な生きもの観察図鑑』

やってみた
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ゆうです。

今回は2019年に出版された『わいるどらいふっ! 身近な生きもの観察図鑑』をご紹介します。

『わいるどらいふっ! 身近な生きもの観察図鑑』の概要

意外と知らない生きものたちのクスッと笑えるエピソードをコミックでご紹介!
自然・生きもの好きを中心にSNSで話題の
いきものイラストレーターの一日一種さんの連載『わいるどらいふっ!』を書籍化。
どんぐりを埋めた場所を忘れるリス、鳴かないと全然わからないホトトギス……
オリジナルイラスト図鑑も収録し、
生きもの好きにはたまらない1冊です。
(総ルビ対応、お子様にも)
■春 Spring
ギフチョウ/カタクリ/アカネズミ/マルハナバチ/ヤマザクラ/カンアオイの仲間/梅にウグイス/
桜にくる鳥とりどり/ウソ/セキレイの仲間/ウグイス/オオルリ/コマドリ/カルガモ/ニホンアマガエル/
タゴガエル/ヌマガエル/ウシガエル/アズマヒキガエル/カイツブリ/ヤマセミ/カワセミ/アメリカザリガニ
■夏 Summer
カッコウ/ホトトギス/ツツドリ/ジュウイチ/カナヘビ/アオダイショウ/ヒバカリ/テングチョウ/
アゲハモドキ/ナミアゲハ/アゲハヒメバチ/クマゼミ/キバラヘリカメムシ/オオシオカラトンボ/
ハンミョウ/アオバト/カツオノエボシ/スカシカシパン/ヤドカリの仲間/サザエ/カズラガイ/
シギの仲間/ハマグリ/ヒトシジシマカ/イノシシ/キセキレイ/カワガラス/オシドリ
■秋 Autumn
キイロスズメバチ/オオスズメバチ/コガタスズメバチ/ナラタケ/ナガエノスギタケ/サルノコシカケ/
冬虫夏草/カエンタケ/ハラビロカマキリ/オンブバッタ/動物たちのハロウィン/ヒヨドリ/ハヤブサ/
アサギマダラ/マガン/イロハモミジ/イタヤカエデ/ミサゴ/キクイタダキ/ジョウビタキ/ニホンリス/
ハシボソガラス/シマリス/エゾリス/ミズナラ
■冬 Winter
ツキノワグマ/イスカ/モミ/ツチイナゴ/スズメ/クワエダシャク/モズ/ナミテントウ/オオムラサキ/
ヒキガエル/一富士二鷹三茄子/マンリョウ/オニグルミ/ニホンザル/ツグミ/トラツグミ/
キダチアロエ(メジロ)/スズガモ&キンクロハジロ/セツブンソウ/ドバト/啓蟄
■コラム
・探してみようスプリング・エフェメラル
・鳥見は「聴くのが大事」鳥のききなし集
・動物たちの恋愛模様
・いきものたちの托卵
・【生きもの観察入門】海辺
・【生きもの観察入門】里山
・動物たちの渡り
・紅葉のしくみとカエデの種類
・モズのはやにえ集
・冬越しの昆虫
・葉痕
・【生きもの観察入門】冬こそおススメ!バードウォッチング

アマゾンページより

4コマ漫画でとてもライトな一冊になっています☺

疲れているときや何も考えたくないとき、クスッと笑いたいときなどにおすすめですよ!

ドクツルタケの魅惑

春夏秋冬でそれぞれの季節にまつわる動植物のことを紹介されているのですが、その中で強烈に印象に残ったもの。

それは「ドクツルタケ」。

山に入ったら一本は見つけることができるくらい、当たり前に生えているキノコ。

しかし、驚くことなかれ。

なんと、純白な純粋無垢のフォルムからは考えることができないほどの猛毒を持ち合わせているんです。

本来、毒のあるキノコは赤や紫と外見もしっかり気にする不良です。

ドクツルタケは頭脳がずば抜けているのでしょう。

外見は真っ白で学校随一の優等生ですが、内面は1本で成人1人を殺せてしまうほどの毒を持ち合わせる腹黒番長。

キノコ界の裏番長といっても過言ではないでしょう。

山に生えている白いキノコには手を出すな

キノコ界随一の腹黒、ドクツルタケは山菜を取る人たちにとって注意すべきことの一つです。

そのため、山菜を取る人たちの合言葉があるそうです。

「山に生えている白いキノコには手を出すな」

白いキノコの中には、美味しいものもたくさんあります。

しかし、ドクツルタケを筆頭に、ほかにも有毒の白いキノコがぼんぼん生えているんです。

玄人ならまだしも、山菜図鑑を片手にキノコを確認するレベルの人には白いキノコは時期尚早といえるようです。

色白美人ならぬ、色白キノコは高嶺の花なので、おとなしく茶色などのいわゆるキノコを取ることが山菜玄人になるための登竜門。

だって、死にたくないですよ笑。

しかし、ドクツルタケは美味らしい

私はもちろん食べたことはないのですが、本書の中でドクツルタケは美味しいと書かれています。

ネットで調べるとドクツルタケの毒になんとか耐えて生きた人の話なのでしょう。

どれだけ美味しいか、しっかり食レポされていたらバズりそうな気もするのですが、おそらく十中八九、三途の川を強制的に渡ることになります。

にしても、美味しいって言い継がれている必要あるんかな。

猛毒なんだからとことんネガティブ面を前面に出せばいいのに。

ドクツルタケは医療の分野では優等生?

そんな猛毒を持つドクツルタケですが、医療の分野で注目されています。

ドクツルタケの毒は人の臓器を溶かす働きがあります。

この働きを応用して、がん細胞を殺す抗がん剤の素材として注目を集めています。

害だけを与える不良かと思いきや、強さの使い方を分かってもらえていなかっただけのドクツルタケ。

ドクツルタケも生きているんだもんな。

ドクツルタケに幸あれ❗❗

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