日本の歴史を知らないことにコンプレックスを抱いているゆうです。
義務教育のときに暗記をさぼっていたのですが、知り合いから日本の歴史漫画を読んでみるといいよといわれました。
実際に読んでみたら、なかなかに面白かったのでその感想です。
平賀源内の名前だけは覚えていた
正直なところ、平賀源内という音の響きを覚えていただけで、どんな人で何を成し遂げた人なのかまったく分からないくらいの知識レベルです。
そんな中、さまざまな分野に天才的な才能を発揮する平賀源内に釘付けでした。
本草学者という薬になる薬草などを研究していた平賀源内は、年を重ねるごとに絵師や小説家、陶芸家などのプロとして世に名前を轟かせます。
1つの分野でプロになるのは至難の技なのは周知の事実である中で、平賀源内は複数の分野で歴史に残るほどの作品を多数残しています。
平賀源内の秘密とは?
個人的な見解でありふれた言葉ですが、人一倍好奇心が強かったのではないでしょうか。
最近の言葉でいうと、圧倒的な多動力を江戸時代に行なっていた1人のように感じています。
1つのことに興味を持ったらとことん探求、探求、探求し、探求し尽くしたら別の好奇心が湧く分野に傾注する。
もちろん、士農商工というヒエラルキーで区切られた江戸時代なので、平賀源内が武家の生まれだったからできたことです。
ただ、武家に生まれた数多の武士は歴史上に名前を一文字も残せていません。
平賀源内、恐るべし。
腑に落ちないのは、平賀源内の死際です。
歴史漫画の中では、夢の中で本草学者として中途半端なもう1人の自分にうなされ、退治するために振りかざした刀が近くにいた武士を殺してしまうんです。
そして、打ち首になります。
天才すぎて精神が病んでしまったのか想像を広げてしまうのですが、真実は闇の中なのでした。。。