ゆうです。
皆さんは、友人や職場の人に結婚祝いを渡した経験はありませんでしょうか?
おそらく一回はあると思うのですが、正直なにをプレゼントするのがいいのか分からないですよね。
グーグルで検索してもあからさまな販売を目的としたランキングサイトが上位に検索され、ほんとうに喜ばれるプレゼントが埋もれてしまっています。
なので今回は、結婚祝いの渡す・もらう実体験を踏まえながら、現実をお伝えしたい。
僕の結論としては、職場とかそこそこの関係性だったら高級なタオル、大切な友人だったら似顔絵、合理的な友人だったら電子マネーです。
なぜ、結婚祝いのプレゼント選びは難しいのか?
僕も経験があるのですが、結婚祝いのプレゼントは想像以上に困難を極めます。
まずプレゼントという行為のハードルが高い。
本来、相手のことを想像して行うプレゼントですが、結婚祝いとなってしまうと急に思考が停止してしまい、新婚にまつわるプレゼントにしなければいけないと謎の縛りを作ってしまいます。
さらに、結婚辞退していないから想像できない、もしくは新婚生活時のことを覚えていないことも新婚祝いのプレゼントのハードルを上げています。
誕生日や母の日、父の日といった毎年行われるイベントであれば、渡すものは大体分かるし、身内なのでプレゼントした後に使われるか使われないかが想像できます。
しかし、新婚祝いのプレゼントは突発的に起こり、かつ人生の中で片手、多くても両手で収まる回数しか起こりません。
その結果、プレゼントの内容に疲れたプレゼント難民は、グーグルの検索窓に「結婚祝い プレゼント 職場」「結婚祝い プレゼント 相場」「結婚祝い プレゼント ランキング」「結婚祝い プレゼント おすすめ」と打ち込み、ランキングを眺めて予算にあったものを注文してしまいます。
なぜ、結婚祝いのランキングサイトで選んではいけないのか?
結婚祝いのプレゼント難民はランキングサイトに書かれていることをうのみにしていまい、夫婦箸や夫婦茶碗、ペアカップなどを選ぶ人が続出します。
皆さんならお気付きだと思いますが、プレゼント難民→ランキングサイト→ランキング上位を購入という構図ができあがります。
この構図があなた一人なら問題ないのですが、あなたの周りにいるプレゼント難民も同様に行動してしまうことが少なくないのです。
その結果、デザインは異なるものの、夫婦箸や夫婦茶碗、ペアカップのプレゼントが重複するという、なんとも迷惑な話になってしまいます。
もちろん、プレゼントなので気持ちはほんとうにうれしいのですが、新婚生活に早速在庫が発生し、食器棚や箸入れの空きスペースを邪魔するという事態に。
プレゼントゆえに、使い終わった割り箸のように捨てることは心が痛みます。
新婚祝いのプレゼントが新婚夫婦の負担になる可能性が十分に考えられるので、皆さんがランキング上位サイトでプレゼントすることはあまりおすすめできないのです。
【実話】結婚祝いのプレゼントをランキングサイトで購入するとどうなるか?
実際に起こった僕の場合ですが、ありがたいことに結婚祝いをいただきました。
親戚のA夫婦から、夫婦箸。初の結婚祝いで正直テンションは結構上がり、箸を心機一転して新婚生活が始まるなーなんて思いました。
従兄弟のB夫婦から、夫婦箸。結婚を祝ってくれる気持ちはうれしいものの、箸が重複。来客用に使えるからありがたい!と思いました。
友人のCくんから、夫婦箸。アリガトウゴザイマス。名前が入っているから来客用に使えない。。。
まさかの、夫婦箸3連単。
万馬券クラスの運が悪いほうに転び、我が家の箸入れにはきれいで新品の夫婦箸が2セットきれいに収納されています。
結婚祝いを生活に取り入れるかは置いておき、お金を払ってプレゼントしてくれたという事実はうれしいものです。
そのうれしさをコーラにメントスを入れて爆発させるように何十倍も膨らませるためには、ランキングサイトを参考にしながら頼らず、相手が喜びそうなプレゼントをするべきだと思います。
逆の立場になってみると意外と分かりやすいのですが、お土産で使用用途不明・説明なしでただなんとなく見た目的にお守りっぽいものをもらったら皆さんはどう思いますか?
満場一致で不必要の烙印が押されるにもかかわらず、お守りっぽいから捨てるのはなんか罰が当たりそう。仕方ないから引き出しの奥にでも入れておこう。
なんて経験はありませんか?
お守りじゃないにしても、使ってないけどお土産だから捨てられないという問題が発生しやすいんです。
結婚祝いも気持ちがうれしいだけに捨てにくいのが人間というもので、せっかくなら使ってあげたい。
しかし、僕の場合は夫婦箸3連単。
広くない家に友人を呼ぶのも忍びないので、おそらく来ることのない来客チャンスまで夫婦箸にはそっと箸入れの奥で自粛してもらっています。
おすすめの結婚祝い3選
結婚祝いのランキングサイトでは51選など、膨大な数の提案をしてきます。
もちろん、それらのサイトは選択肢を多くして購入機会を増やそうとする親切心、もしくはビジネス的発想かもしれません。
しかし、人間は選択肢がある一定の多さを超えると逆に悩んでしまうという特性があります。
なので、実は選択肢が多すぎることはユーザーに対して不親切だったりするのです。
そこで僕は厳選して3つをご紹介します。
今治タオル
皆さんもご存じ、今治タオル。
今治タオルじゃなくてもいいのですが、結婚祝いにはタオルが有力候補の1つです。
タオルって何枚あっても必要で、あればあるだけ助かるという生活になくてはならない存在。
しかも、タオルは捨て時が分からない筆頭の存在で、ちょっとごわつくけどなんだかんだ使ってしまうことは多くないですか?
そんなときに、タオルヒエラルキーの中で貴族層に位置する今治タオルをプレゼントされたらどうでしょう。
いままで使っていたごわつきタオルは、すぐに二軍落ち、もしくは即刻解雇通告です。
今治タオルをプレゼントすることで、新婚夫婦の「タオル変え時問題」を解決することができるため、プレゼントセンスのあるレッテルを貼られて自分の株が上がること間違いなし。
結婚祝い感を出したい場合は、今治タオルの色で表現しましょう。
おめでたい感じを出すなら紅白、夫婦色に染めるために真っ白なキャンバスを彷彿させる白、夫婦の好みの色を選ぶのもセンスいいですよね。
悩むなら今治タオルの色で悩みましょう。
そして、今治タオルの色に込めた祝いの言葉を添えることで、夫婦の中で思い出深い結婚祝いとして記憶に残すことができます。
似顔絵
皆さんは、プロの絵かきさんに似顔絵を描いてもらった経験はありますか?
よく遊園地や観光施設で見かけると思います。
僕はないのですが、結構興味があります。
素敵な思い出になると分かっているものの、なんとなく恥ずかしくてできていないチキン野郎です。
新婚生活でルンルンの毎日だろうと想定される夫婦の部屋を彩るインテリアとして、似顔絵はこれ以上ないうってつけのものになります。
プレゼントした似顔絵が新婚夫婦の部屋に飾られていたら、うれしくないですか?
僕だったら気に入ってもらえたんだなと思えて、にやにやしてしまいます。
似顔絵のプレゼントのいいところは、夫婦箸と違ってほかの人とプレゼントが被っても問題ない点です。
なぜなら、絵かきが違えば似顔絵のタッチや印象、言葉、ポーズがすべて異なります。
あなたがプレゼントした似顔絵は、世界で唯一のものになっているんです。
もちろん、似顔絵が5枚も結婚祝いでもらったらさすがに辟易しますが、まだそんなにプレゼントとして主流ではないのでセンスがいいと思われたいなら似顔絵一択だと思います。
電子マネー
相手が喜ぶものを渡すことがプレゼントというなれば、悲しい現実ですが電子マネーになるのではないでしょうか。
新婚夫婦の今後の予定を考えてみると分かることですが、引っ越しや家具・家電の購入、結婚式、新婚旅行など怒涛の出費ラッシュ。
プレゼントでお金がもらえたらありがたいことこの上ないですが、なんとなく世のモラル的に欲しいとは大声でいえない。
そんな気持ちを汲み取って、現金の強烈さを緩和させる電子マネーを送ったら喜ばれることは間違いありません。
ただ問題なのは、振り込み履歴には残るものの、新婚夫婦の記憶にはおそらく残らない点です。
プレゼントで本来伝わってほしいのは、お祝いしたい気持ち。
電子マネーでは刹那のありがとうはもらえるものの、感動のありがとうはもらえません。
相手が求めているものを渡すことが大切なプレゼントですが、僕は自分の満足感を満たしたいというエゴがあるので電子マネーは選ばないと思います。
完全なる自己満足の境地と分かりつつ、せっかくプレゼントをするなら相手の記憶に残したいじゃないですか。
まとめ
結婚祝いは相手にお祝いの気持ちを伝える手段です。
実際、プレゼントは必要なくて手紙や会う時間がいちばんのプレゼントな気もしますが、相手の記憶に残るお祝いしたい気持ちもありますよね。
今回おすすめした「今治タオル」「似顔絵」をプレゼントして、忘れられない結婚祝いをしてみてはいかがでしょうか。
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