ゆうです。
皆さんは、希少性や価値のある情報ってなんだろうと悩んだことはありませんか?
僕も皆さんと同じように、価値のある情報ってどうすればいいんだろうかと悩んでいました。
そんなとき、『東大院生が開発! 頭のいい説明は型で決まる』を読んだ中に、価値のある情報はむずかしいことを分かりやすく説明できるだけでいい。と書かれていました。
なぜ、難解な内容を簡単に説明できたら希少性が生まれるのか?
皆さんの中には、すでに難しい内容を簡単に説明している人もいるでしょう。
しかし、価値のある情報まで昇華していない可能性があります。
なぜなら、分かりやすく説明しているつもりになっているからです。
皆さんは何かしらの得意分野があると思います。
得意分野は必然的に当たり前のレベルが上がってしまっています。
例えば、料理に関して。
食材を包丁できるときに、反対の手は猫の手にすることは多くの人が知っていると思いませんか?
しかし、この猫の手も知らない場合があるんです。
ただ、猫の手について書いても希少性は生まれません。
なぜなら、猫の手は多くの人が知っている可能性があるからです。
価値のある情報は「難解」であることが必要な条件になってします。
例えば、照り焼きや煮物に使える万能タレの黄金比があるのですが分かりますか?
この黄金比はどんな料理にも間違いなくマッチしてしまう代物です。
実際、調味料の質はありますが、多くの料理人はこの黄金比にそって調味料を作っています。
黄金比についてはこちら。
このように、一部の料理本にしか書かれていない難解もしくは知られていない情報を分かりやすく説明することで価値が生まれるんです。
価値が生まれる四象限
価値を生ませるためには次のことを考える必要があります。
簡単な内容×分かりにくい説明=価値がなく、伝わらない
難解な内容×分かりにくい説明=価値はあるが、伝わらない
簡単な内容×分かりやすい説明=価値はないが、伝わる
難解な内容×分かりやすい説明=価値があって、伝わる(希少性)
自分の得意な分野に、噛み砕いて説明する力をつければそれだけで価値が生まれるんです。
あなたが当たり前に思っていることは、多くの人にとっては知らない知識で興味を引く場合が少なくありません。
こんなことも知らないの?と周りを否定するのではなく、その知識を小学1年生にも分かる言葉で説明ができたらそれだけで仕事になります。
まとめ
今回は難しい内容を簡単に説明するだけで価値が自然と生まれるという話でした。
この内容が書かれている本はこちら。
皆さんの中に光るものは絶対的にあり、その内容を紐解いて説明するだけで価値が生まれます。
僕は今までの経験の棚卸しをしながら、説明する力を勉強中です。
頭でっかちな先生に苦しめられた経験によって英語が苦手になってしまった僕としては、そんな人と一緒にはなりたくない。
いまになって英語の参考書や勉強本を読むとスラスラと理解が追いつきます。
いまとなっては説明する難しさを感じて先生の苦労を想像しながら、もう少しやり方はあっただろうにと思ったりします。
最近では、説明する力のことを言語化といいます。
この言語化を秀逸に表現しているマンガがあるんです。
それがこちら。
アオアシは第65回小学館漫画大賞、2017年漫画大賞受賞というお墨付きのマンガです。
騙されたと思って読んでみてほしい。
皆さんの世界観がガラッと変わるくらいのインパクトを持っています。
1〜3巻が無料で公開されているときもあるので、そのときを狙って読んでみることをおすすめします。
ちなみに、僕は夜中に無料で読んでしまい、続きが読みたくて電子書籍版で全巻買ってしまいました。
次の日の仕事が話にならないくらい酷かったので、皆さんも気をつけてください!