【書評】心に刺さる名言ばかり『運命の恋をかなえるスタンダール』

やってみた
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ゆうです。

今回は 2017年に出版された水野敬也さんの著書『運命の恋をかなえるスタンダール』の感想です。

『運命の恋をかなえるスタンダール』の概要

「恋は甘い花のようなものだ。しかしその花を摘むには、恐ろしい断崖絶壁の縁まで行かねばならない」

誰にでも恋愛の奇跡は起こるー―。「夢をかなえるゾウ」「スパルタ婚活塾」の著者水野敬也が贈る愛と笑いの長編恋愛小説。

☆自分を最高に輝かせる『結晶作用』

☆男を虜にする『悪女の振る舞い』

文豪スタンダールの名著「恋愛論」のノウハウを現代に超訳。愛の国フランスの恋愛エッセンスが自然と学べます。

アマゾンページより

文豪スタンダールの『恋愛論』は読んだことがなくてフランス文学に無知な僕ですが、スラスラと読める一冊になっています。

本来、堅苦しい昔の名言を分かりやすく文章にしてくれている水野敬也さんは改めてすごい人だなと。

フランス文学について語るシーンが多く、知識がある人が読んだら何倍も楽しめるんだろうなと思いました。

「おぉー! あのシーンを引用しますか!!!」

なんてフランス文学に秀でた人は思うんでしょうね。

フランス文学を読んだら、また改めて読みたい一冊です。

絶望は幸福への伏線である

この言葉はスタンダールではなく、著者の水野敬也さんの言葉。

僕の心には深く刺さりました。

不幸。

失望。

失敗。

失恋。

などを含めた失望のときは暗闇の中に自分がいて、このまま闇と同化してしまうような感覚に襲われていました。

周りから大丈夫、気にしなくていいといわれても、絶望の渦中にいる自分はそんなこと気休めにしか感じることができません。

よくある例えで、この世の終わりや景色が色褪せるなどがあります。

景色が色褪せて見えるは言い得て妙と僕は思います。

モノクロの世界や景色。

とても寂しくて冷たい、温度を感じない世界。

しかし、モノクロの寂しくて冷たいことを知っているからこそ、カラフルな世界のありがたさを感じるのではないでしょうか。

カラフルな世界は赤色、青色、黄色、緑色、紫色など、温かみがあってホッとしますよね。

中には、もっと繊細に世界の色を感じる人もいることでしょう。

そんな人はどんな人か。

それは『モノクロの世界を知っている人』です。

なぜなら、冷たさを知っているからこそ、温かさのありがたさを理解できるからです。

カラフルな世界だけで生きてきた人は温かさを当たり前に取られてしまいますが、モノクロな世界を知っている人は当たり前になんて思いません。

カラフルな世界がどれだけ素晴らしいか、心から味わうことができる人はモノクロの世界を知っている人。

それは、絶望の中にいた人です。

絶望を10知っていたら、幸福を10知ることができる。

絶望を100知っていたら、幸福を100知ることができる。

絶望を1000知っていたら、幸福を1000知ることができる。

絶望を味わったら味わった分だけ、幸福を感じることができるんです。

しかし、絶望の渦中ではそんなこと考えられません。

なので、絶望に陥る前に知る必要があります。

『絶望は幸福への伏線である』ということを。

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